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原口小児科クリニックのご案内

原口小児科クリニックのご案内

・JR大森駅より
森ヶ崎行きバス(約10分)
北糀谷バス停下車(徒歩2分)

・JR蒲田駅東口より
森ヶ崎行きバス(約20分)
北糀谷バス停下車(徒歩2分)

医院名
医療法人社団
原口小児科クリニック

院長
原口 道夫
住所
〒144-0032
東京都大田区北糀谷1-11-8
アルトT 1F
診療科目
小児科・アレルギー科
電話番号
03-3742-1517

【お知らせ】

治療薬が品薄状態で新規受付を制限しておりましたが、8/5(月)に新規受付を再開いたしました。ご希望の方は下記をご覧いただき代表電話でご予約をお取りください。


舌下免疫療法

治療のご案内

◇初めて舌下免疫療法の治療を開始する方のご予約は窓口・代表電話にて受け付けております◇

初めてシダキュアの治療を開始する方は受診前に必ず<説明動画>をご覧ください。

 

<治療の流れ>

●1回目

スギ花粉のアレルギーの有無、その他アレルギーの関するヒヤリングなど、治療の適正を判断します。

 

適正が認められれば、シダキュアの処方箋を発行します。

薬局でシダキュアを処方してもらい、院内にて服用してもらいます。30分経過後、副作用が出ないか確認を行います。

副作用が出ていなければ、帰宅していただけます。次回の診察は4週間後です。

 

※当日中に適正の判断ができない場合があります。

その場合は治療開始は後日となりますのでご了承ください。

 

●2回目以降

服薬を続けた4週間後の診察を行います。順調であれば処方箋をもらって終了です。

3回目以降はご自身の都合に合わせて毎月1回受診をしてください。

スギの舌下免疫療法について

花粉症の有病率は増加の一途をたどり、特に小児の花粉症の増加が顕著で、私どもも3~4歳児ぐらいから花粉症の症状がみられるお子さんを多く経験するようになり、とても心配しております。


花粉症は生活全般に与える影響が大きく夜間の睡眠がさまたげられたり、日中の集中力も低下したり、成長期にある小児に与える影響は深刻なものがあります。小児期に発症した花粉症は大人になったら治るということは期待できません。


最近では抗アレルギー剤や点鼻薬や点眼薬なども良いお薬がいろいろと使えるようにはなってきていますが、それでも症状をとりあえず抑える対症療法に終わっておりますし、十分にコントロールできないことも多く、花粉症を治していく決定的な治療法がないのが現状です。


花粉症という病気そのものを軽くしたり、治癒を期待できる可能性のある治療法は現在のところ免疫療法(昔は減感作療法といわれていました)だけです。


免疫療法というのはアレルギーの原因となる抗原を症状が出ないほど少量から少しずつ投与して、アレルギーを起こしにくくする(体質改善)治療法です。(正確な機序は完全にはわかっていません)


注射による方法と舌下に抗原を少量保持する舌下免疫療があります。

注射による方法は昔から世界中で広く行われていましたが、週12回病院で注射する必要があり、頻回の通院が必要でした。注射の痛みもあり、アナフィラキシーショックなどの重大な副反応の危険性もありました。


注射に代わって、舌下に少量の抗原を保持して、花粉症を軽くしていくのが舌下免疫療法です。最初の1回は病院で一緒に投与し、反応を確認してから、原則として月1回の通院で治療を続けることができます。


舌下免疫療法では注射によるアナフィラキシーショックなどの重篤な副反応はまず見られず、安全に治療を継続することができます。(のどの違和感などの局所の反応は比較的よくみられます。)


すべての方に有効というわけではありませんが、20%ぐらいの方は完全に治ってしまうこと知られています。治癒まではいかなくても多くの方は、かなり症状が改善しています。(残念ながら10%20%の方は効果が期待できないといわれています)

 

現在までの私たちの経験でも軽い症状は見られるものの劇的に症状が改善し、薬も大幅に減量することができる方を多く経験しております。目の症状がひどく、ステロイド点眼薬を使わらざるを得ない方も少なからず見られます。特に小児ではステロイド点眼薬によって眼圧が上昇し、緑内障の心配もあります。


こういった目の症状のひどいお子さんでも舌下免疫療法を続けて、ステロイド点眼薬を使用しないで済む方は多く経験しております。内服薬くらいで快適に過ごせる方も多いです。

 

スギ花粉症の舌下免疫療法は杉の飛散期である1月から5月は開始できませんので、新期の舌下免疫療法は6月から11月の間に開始します。12月も開始できないことはありませんが、舌下免疫療法の効果は少なくとも3か月は必要ですのできれば11月までの治療開始が望ましいのです。


治療期間は2年以下で効果が持続せず、3年以上の治療が必要です。できれば45年間の治療をお薦めいたします。


花粉症そのものを軽くしたり、治していくことが期待できる唯一の治療法であり、ぜひ試みる価値のある治療法だと考えております。


昨年まで主流であった液体のシダトレンは12歳以上の方に限られていましたが、本年度から錠剤のシダキュアが主流となり基本的に年齢制限はなくなりますが、舌下にお薬を1分間保持し続けることができる方が対象となります。

シダキュアによる治療を始める患者さんへ